アリスインワンダーランドって評判良さそうだけど、つまらないって本当?
アリスインワンダーランドって面白いのかな?
「アリス・イン・ワンダーランド」は、その美しい映像美と独特な世界観で話題となった映画です。
しかし、一部の視聴者からは「つまらない」「予測できるストーリー」など、批判的な意見も多く聞かれます。
この記事では、なぜこの映画が「つまらない」と感じられるのか、そしてそれでも評価されるポイントについて深掘りしていきます。
ストーリーやキャラクターの感情移入の難しさ、CGの過剰さなど、さまざまな視点から映画の評価を分析していますので、ぜひ最後までお読みください。
アリスインワンダーランドがつまらないと言われる理由
「アリス・イン・ワンダーランド」は、その奇抜でファンタジックな世界観で多くの注目を集めました。
しかし、一部の視聴者からは「つまらない」と感じる声も少なくありません。
そこで、その理由について詳しく見ていきましょう。
① ストーリーがありきたりで予測可能
この映画では、アリスがワンダーランドを救うために立ち上がる、いわゆる「英雄の旅」の展開が描かれています。
アリスが予言の戦士として戦う展開は、ファンタジー映画でよく見られるパターンですよね。
もちろん、この手のストーリーは王道で、好きな人にはたまらない部分もあるんですが、どこかで見たことがあるような展開だと感じる人も多いみたいです。
特に、「先が読める」「結末が予測できる」という意見が多く、映画の進行がテンプレートに沿っていると感じられているようです。
もっと意外性のある展開が欲しかった、という声が多く上がっています。
映画の終盤でアリスがジャバウォックと対峙するシーンも、巨大的な敵に勇者が立ち向かうという定番のアクションシーン。
確かにハラハラする展開ですが、他のファンタジー映画とあまり変わり映えがしないと感じる人も多いようです。
② CGが過剰でチープに感じる
「アリス・イン・ワンダーランド」はその美しい映像美が魅力ですが、CGが少し過剰だという意見も目立ちます。
例えば、赤の女王の異常に大きな頭や、チェシャ猫のデフォルメされたキャラクターたちが「不自然でチープだ」と感じる人もいます。
視覚的なインパクトは確かに強いんですが、それが逆にキャラクターの感情表現を妨げてしまい、感情移入が難しくなっているとも言われています。
CG技術は年々進化していますが、この映画では「見た目ばかりが先行して、物語やキャラクターとの共感が薄れている」と感じる視聴者が少なくないようですね。
③ キャラクターに感情移入しにくい
キャラクターに感情移入しにくいという声も多いです。
特に、アリス自身の成長や感情の変化がうまく描かれていないため、彼女が直面する困難や葛藤に共感できない人が多いようです。
アリスは原作での無邪気で好奇心旺盛なキャラクターから、映画では予言の戦士として描かれていますが、この設定変更に違和感を覚える人も少なくありません。
不思議の国のアリスの実写も怖い ハンプティダンプティとか 頭めっちゃでかいのに体小さいとか
— 🎲ガム (@GuM_gamec) September 9, 2021
また、マッドハッターや赤の女王のキャラクターも、やや極端すぎる描写が多く、彼らの内面に触れる部分が少ないため、物語に感情的な深みが足りないと感じることがあります。
④ 原作の良さが損なわれている
「アリス・イン・ワンダーランド」は、ルイス・キャロルの原作を基にしていますが、映画ではその良さが十分に活かされていないという批判もあります。
特に、キャラクターの個性や物語の不条理さが単純化されてしまい、原作ファンにとっては少し物足りなさを感じる部分が多いようです。
例えば、原作ではチェシャ猫やマッドハッターが不思議で独特な存在感を持っているのに対して、映画ではドラマチックな展開やアクションシーンが強調され、原作の奇妙でユーモラスな雰囲気が薄れてしまったという意見が多くあります。
⑤ ティム・バートンの独特な世界観が合わない人もいる
ティム・バートン監督の独特な世界観が合わないという声も少なくありません。
彼の作品は独特のダークな美学や、不気味で幻想的な雰囲気が特徴ですが、これが一部の視聴者には怖く感じられることもあります。
ティム・バートン監督も、ジョニ・ディップも大好き~なのですが、ファンタジー系が大の苦手で(毎回寝落ちしてしまう)、
— ユキノナーニー (@a19660819) July 23, 2016
今回の『アリス』も、観に行くの躊躇している。やっぱり映画館で観るべきかなぁ?
バートン監督とジョニデコンビは『シザー・ハンズ』と『スリーピー・フォロー』が大好きです
特に、子供や感受性の強い人にとっては、この映画のビジュアルやキャラクターが不気味すぎるという感想が寄せられています。
ティム・バートンファンにとっては楽しめる部分ですが、誰もがその世界観に共感できるわけではないようです。
アリスインワンダーランドの良い点
① 圧倒的な映像美とファンタジー要素
この映画の最大の魅力は、やはりその圧倒的な映像美です。
ワンダーランドのカラフルで幻想的な風景や、奇抜なキャラクターデザインは、視覚的に非常に楽しめる要素です。
アリスインワンダーランド、映像綺麗だし独特のアクションファンタジーの世界観がおもしろい、観てよかった
— なるみ (@sweetstime39) August 6, 2016
特にCGを駆使したシーンは、見ているだけでワクワクする世界が広がっています。
ファンタジー映画として、その独特なビジュアルは一見の価値があると言えるでしょう。
② ジョニー・デップのユニークな演技
ジョニー・デップが演じるマッドハッターは、この映画の中でも特に注目されるキャラクターです。
彼の演技は非常にエキセントリックで、他の映画では見られない独特の存在感を放っています。
#ツイステ のハート寮好きな方は
— 一ノ瀬ベあ@蓮になりたい (@st_bears7) March 27, 2020
映画のアリスインワンダーランドみて………🎥✨
ティム・バートンとジョニー・デップの大好きコンビの名作ですので…………❤️❤️😊
狂った時計屋がジョニー・デップです❤️⏰
ジョニー・デップのファンにとっては、この映画での彼の演技が大きな見どころとなっており、彼のユニークなキャラクターが映画の雰囲気を引き立てています。
③ 子供向けとして楽しめる要素
この映画には、ファンタジー要素が豊富に詰まっており、子供でも楽しめる作品です。
ワンダーランドの奇想天外なキャラクターや色彩豊かな世界は、子供たちにとって魅力的なものとなっているでしょう。
特に家族で楽しめる作品として、映像美やファンタジーが好きな子供にはピッタリの映画と言えます。
まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
ストーリーの評価 | ありきたりで予測可能、驚きが少ないとの声 |
CGの評価 | 過剰でチープに感じる部分があり、視覚効果に依存しすぎている |
キャラクター | 感情移入しにくいキャラクター設定が批判されている |
原作との比較 | 原作の良さが損なわれていると感じる人が多い |
良い点 | 映像美やファンタジーの世界観、ジョニー・デップのユニークな演技 |
「アリス・イン・ワンダーランド」は、その美しい映像や独特の世界観が評価される一方で、ストーリーの予測可能性やキャラクターの感情移入のしにくさが批判されています。
特に、原作ファンにとっては、原作の不条理さやキャラクターの個性が薄れてしまった点が残念に思われているようです。
それでも、ファンタジー映画としての魅力やジョニー・デップの演技を楽しむ価値は十分にあります。