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パリオリンピックのマラソンコースの高低差はどのくらい?史上最悪のコース

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パリオリンピックのマラソンコースは高低差が大きく、「史上最悪のコース」と言われています。

ではその理由はなんなのか。

ただし、マラソンコースとして最悪なのは高低差だけではありません。

パリオリンピックマラソン決勝がどのような高低差がある場所で行われるのか、解説していきます。

目次

史上最悪!高低差がすごいマラソンコースとは?

引用元:パリオリンピック公式HP

2023年10月5日マラソンルートが公開されました。

今回のマラソンルートは1789年10月のフランス革命期に行われた「ベルサイユ行進」から考案されたものだそうです。

ベルサイユ行進とは?
ヴェルサイユの行進は1789年、フランス革命中にパリの女性たちが食糧不足に抗議してヴェルサイユ宮殿へ向かった出来事です。彼女たちは国王ルイ16世をパリへ連れ戻し、革命の転機となりました。

パリ市庁舎をスタートしヴェルサイユ宮殿などの名所を巡り、旧:軍病院アンヴァリッドがゴールとなります。

ヴェルサイユ宮殿はどんな場所?
ヴェルサイユ宮殿はフランスの豪華な王宮で、17世紀にルイ14世が建設。美しい庭園と「鏡の間」が有名で、ユネスコの世界遺産。

アンヴァリットはどんな場所?
アンヴァリッドはパリにある歴史的な建物で、元は軍人のための病院。現在はナポレオンの墓や軍事博物館があり、観光名所となっている。

では、実際にどんなコースかみていきましょう。

マラソンコース特徴①【史上最悪の高低差】

パリオリンピックのマラソンコースは上り下りがとても多いです。

全体の高低差は156mで、スタートからゴールまでの累計高低差は438mになります。

27km付近の急な勾配は13.5%で、箱根駅伝の5区の最大勾配13%より急な坂となります。

箱根駅伝5区は20.8kmでそれを上り切る選手もすごいですが、今回のマラソンは42.195km走る27km付近で体感するのです。

また、パリの街は走る道路が全て舗装されているわけではなく、不安定な石畳もあります。

走るだけでもペースが乱れる場所もあるでしょう。

このパリオリンピックは新記録を出すよりも、走り切ることが大切かもしれません。

マラソンコース特徴②【パリの観光地を回る】

今回のマラソンコースはパリの観光地を回るのが特徴です。

有名観光地説明
パリ市庁舎パリ市庁舎はパリ市の行政の中心で、歴史的かつ美しい建物。16世紀に建設され、現在は市長のオフィスや市議会の会議室がある。
オペラ座オペラ座(ガルニエ宮)はパリにある壮麗なオペラ劇場。19世紀に建設され、豪華な内装や大きなシャンデリアが特徴。バレエやオペラの公演が行われ、多くの観光客が訪れる人気スポット。
ルーブル美術館ルーブル美術館はパリにある世界最大級の美術館。古代から19世紀までの多様な美術品を展示し、「モナ・リザ」や「ミロのヴィーナス」などが有名。ガラスのピラミッド入口も観光名所となっている。
コンコルド広場コンコルド広場はパリにある歴史的な広場で、オベリスクや美しい噴水がある。フランス革命の象徴的な場所。
凱旋門凱旋門はパリにある壮大な門で、ナポレオン時代の勝利を記念して建設された。眺めの良い展望台がある。
エッフェル塔エッフェル塔はパリにある象徴的な鉄塔で、1889年に建設された。パリのランドマークとして有名で、展望台からの景色が素晴らしい。

ヴェルサイユ宮殿の近くには屋外仮設アリーナを建設し、馬術競技と近代五種の会場にもなります。

パリ市内の各地でオリンピック競技が開催されて、市内全体が盛り上がるはずです。

マラソンコース特徴③【ゴールが陸上競技場じゃない】

これまでオリンピックでは、マラソンのゴールは陸上競技場も行われるメインスタジアムとなっていました。

しかし、今回のゴールはスタジアムではなくパリの名所の一つ、「旧:軍病院アンバリッド」です。

やこた

いつもと違った雰囲気でのゴールの瞬間、最後まで観戦したいですね!

パリオリンピックマラソンの日程

まずはマラソン決勝の日程を確認していきます。

男子女子
日にち2024年8月10日(土)2024年8月11日(日)
現地時間午前8時〜午前11時15分
日本時間午後3時〜午後6時15分

マラソン決勝は日本時間でも観戦しやすい時間帯ですね!

やこた

どちらもリアルタイムで楽しみたいです。

一番の心配は過酷な暑さ

史上最悪のコースと言われているパリオリンピックのマラソンコースですが、さらに選手を追い詰めるのが、暑さといわれています。

パリの8月の平均気温は25℃。

例年ではパリは8月より9月上旬の方が気温が上がりやすく、2023年9月8日には最高気温36℃を記録しています。

マラソンが開催される8月上旬は比較的暑さの心配はありません。

しかし、2022年7月には最高気温40℃を超えたこともあり、その際には「熱波警報」が発令されています。

フランス国内の夏はそれほど気温が上がらないため、エアコンを備えている家庭は多くありません。

自然はコントロールできないため、もし40℃近い気温、高低差のあるコースを選手が走るとなると体調面も心配になります。

男子出場内定選手

男子選手はこの3人が出場内定しています。

1:小山直城(こやまなおき)
2:赤﨑暁(あかさきあきら)
3:大迫傑(おおさこすぐる)

初出場の小山直城さん、赤﨑暁さんそして、前回の東京オリンピック出場経験のある大迫傑さんの3人です。

女子出場内定選手

女子選手はこの3人が出場内定しています。

1:鈴木優花(すずきゆうか)
2:一山麻緒(いちやままお)
3:前田穂南(まえだほなみ)

まとめ

・マラソンコースは史上最悪の高低差があるコース
・パリの有名観光地を回るコース
・夏の暑さによっては、最悪な状況となる可能性がある

日本からマラソンを見る人にとっては、開始時間も午後3時からとかんせんしやすく、パリの観光地を見ることもできて、楽しめるかもしれません。

しかし、マラソン選手にとっては過酷なマラソンとなる可能性も十分あります。

やこた

わたしも日本から応援しています!


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